一般社団法人 日本・多国間臨床試験機構の概要
名称
一般社団法人 日本・多国間臨床試験機構
(いっぱんしゃだんほうじん にほん・たこくかんりんしょうしけんきこう)
The Japan-Multinational Trial Organization
設立年月日
平成11年10月16日
運営事務局所在地
〒460-0002
名古屋市中区丸の内2-14-10
丸の内P-Aビル3階
目的
疾病に関する診断、治療そして予防の多国間共同研究を発展させ、並びにその研究者相互の協力の促進を図り、もってわが国の臨床科学の発展並びに医療の向上に寄与することを目的とする。
事業
当法人は、前条の目的に資するため、次の事業を行う。
(1) 日本・多国間臨床研究の立案、企画と実施
(2) 日本および他国の研究者ならびに研究組織との連絡および研究協力の促進
(3) 医薬品の研究開発に関するコンサルタント業務
(4) 臨床検査業務
(5) 医療情報の収集、分析ならびに提供
(6) 医療、介護、保健衛生に関するコンサルタント業務
(7) 医学関係研究団体の研究会開催企画・支援業務
(8) 医学関係研究団体の経理等の支援業務
(9) 会誌その他出版物の編集、発行
(10) 前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業
理事長
初代 古瀬 清行 1999.10-2001.6
二代 寺島 芳輝 2001.6-2003.6
三代 寺島 芳輝 2003.7-2004.6
四代 和田 洋巳 2004.6-
組織
本機構は、定款によって運営されるわが国を代表する臨床医、研究者、生物統計家、本機構の趣旨に賛同する者による会員形式の非営利組織である。 理事は総会の決議により正会員の中から3名以上30名以内が選出され、理事会を構成し、そして本定款の定め及び理事会の議決に基づき本機構の業務を執行する。
理事長、副理事長、及び専務理事は、理事の互選によって選出され、理事長は本機構を代表し、業務を総理する。
監事は、総会の決議により正会員の中から1名以上3名以内が選出され、主に理事会の業務執行と財産の状況を監査する。
会員は、2名の正会員の推薦により、理事会で本機構への入会が承認される。 賛助会員は理事会の推薦により承認される。
組織図
役員・顧問・委員名簿
倫理委員会
倫理的、科学的及び医学的妥当性の観点から本機構が主催する試験の実施及び継続などについて審査を行う。
研究推進委員会
以下の委員会は、本機構の定める手順書によって運営される。各委員会は、 総会或いは理事会によって選出された担当の研究推進委員によって運営される。
(1) プロトコル委員会−プロトコル審査・作成と指導
(2) モニタリング委員会−臨床試験における被験者の人権と安全性の保証、データの正確性と信頼性の確保に関するモニタリングの指導
(3) 独立データモニタリング委員会−試験の有効性、安全性、薬物動態及び重篤かつ未知な有害事象を第三者的立場から審議。
(4) 出版委員会−本機構の出版物(論文、概要、定期刊行物等)の編集、承認、審査。
(5) 広報委員会−Newsletter、ホームページ等を作成し、本機構の一般的な広報を担当。
(6) 薬事・法務委員会−試験の実施に関わる薬事法その他の法的な問題全般を検討し、必要に応じて対処・解決を図る。
(7) 国際会議等委員会−JMTO主催あるいは共催する国際会議・研究会の適性の評価とその企画・運営。
領域別研究諮問委員会
各癌種領域別に研究テーマを取り上げて本機構の研究を促進することを目的とする。理事会によって委嘱された委員によって運営される。